2020年7月4日土曜日

お笑い怪獣・明石家さんま、そしてマイルス・デビス

ラジオやテレビの番組を通じて、主演者の人格とか人生観等を感じることはあまりないが、FMNHK「世界の民族音楽」を担当されていた故小泉文夫・元東京芸術大学教授の番組をテープにも録って聴いていたが、声と話し方が好きでなんとなく良い人格を感じていた。中国に箜篌(くご)という楽器があったが、L型の本体に弦を張ったもの(琴)で、その構造がわからないということを大阪での公演で話されたことがある。徳島城天守閣にある「鳥居竜蔵博物館」に現物があることをお知らせしたところ、すぐに礼状を受け取った事がある。そのはがきは、小泉文夫の著書にはさんでいたが、終活で図書類は処分してしまった。最近本棚からでてきた。 お笑い番組が好きで、タモリや明石家さんまの番組を見るがなんとなく人格のようなものを感じるようになっている。最近は、明石家さんまという人が「凄い」と感じている。ただ面白いというわけではなく、かなりの努力が伴っていることを言葉の端々とか若手の話から感じられる。一番感心するのは、お笑い番組のほとんど全てのチェックをしてるらしいと言うことである。そして、話題のアニメ・コミック、ドラマ・舞台・映画を見たり、キャバクラのお姉さんを笑わせたり等々。毎年ニューヨークにも出かけているらしい。 最近、本人以外が演奏するT.M の曲を聴くようになったが、演奏者に対する先入観を持たずにできるだけ多くのレコードを聴くようにしている。これは明石屋さんまの影響である。そもそもジャズはアメリカの黒人音楽であり、モダンジャズはニューヨークで演奏されるものであるという考えから、白人や西海岸の演奏は聴かなかったのである。特にヨーロッパの白人ジャズには全く興味がなかった。 もうひとつ明石家さんまについて、「踊るさんま御殿」の出演者が「さんまの目がこわい」と言っていること。基本的にカメラに背を向けているので、これは視聴者にはわからないが番組の進行を考えてのサインを目でおくっているらしい。これはM.Dの演奏方法と同じなのではないかと考えている。

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