2023年6月10日土曜日

セロニアス・モンク 独創のジャズ物語

2017/9/27 ロビン・ケリー (著), 小田中 裕次 (翻訳)

8 件のコメント:

fkdrums さんのコメント...

その生涯は謎の多い“バップの高僧"=セロニアス・モンク。彼が歩んだ波瀾万丈の人生を、UCLA米国史教授である著者が14年の月日を費やしてその足跡を追い、真実に迫ったバイオグラフィー本の決定版。チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピー、マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーン、バド・パウエルらとともに過ごした日々……セロニアス・モンクの人生は、まさにモダン・ジャズの歴史そのものである。“ジャズ誕生100年"にして、“モンク生誕100年"となる2017年に日本語版として、ついに刊行。

[目次]

序章
第1章 ノースカロライナ
第2章 ニューヨーク
第3章 サンファンヒル
第4章 伝道師との旅
第5章 ルビー・マイ・ディア
第6章 ミントンズ・プレイハウス
第7章 ハーレムから52丁目へ
第8章 ラウンド・ミッドナイト
第9章 ビバップ
第10章 ブルーノート
第11章 キャバレーカード
第12章 何もない年月
第13章 自由フランス
第14章 プレスティッジ
第15章 リバーサイド
第16章 コロンビーとニカ
第17章 クレパスキュール・ウィズ・ネリー
第18章 ファイブ・スポット
第19章 真夏の夜のジャズ
第20章 タウンホール
第21章 アヴァンギャルド
第22章 再びヨーロッパへ
第23章 スターへの道
第24章 コロムビア
第25章 タイム誌と名声
第26章 パウエルと友情
第27章 アンダーグラウンド
第28章 ジャイアンツ・オブ・ジャズ
第29章 ウィーホーケン
終章

ケリー,ロビン
1962年、ニューヨーク市生まれ。2017年現在、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の米国史教授(Gary B.Nash Professor of American History)。コロンビア大学、ミシガン大学、ニューヨーク大学、南カリフォルニア大学他を歴任し、米国史、アフリカ史、米国黒人史、ジャズ研究を中心として教鞭を執る。数多くの賞を受賞した『セロニアス・モンク―独創のジャズ物語』他の著書がある。一方、自ら楽器も演奏し、黒人音楽、特にジャズ、ヒップホップや電子音楽などに関する論稿を、ニューヨーク・タイムズ紙、ヴィレッジ・ヴォイス紙、ネーション誌他に寄稿している

小田中/裕次
1950年、群馬県生まれ。神戸大学経済学部卒。合弁企業を退職後、翻訳業を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

fkdrums さんのコメント...
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fkdrums さんのコメント...

再読中
ブルーノート、プレスティッジ時代まで進んでアルバムを聴いてます。
最初読んだとき、時間ができればアルバムと並行すれば良いなと思って、やっと時間を取れるになった。

fkdrums さんのコメント...

https://odanakajazz.blogspot.com/

fkdrums さんのコメント...

第20章 タウンホールを読み、レコードを50年代まで再プレイしています。

fkdrums さんのコメント...

警察官に酷い目に遭わされた記述がジャズミュージシャンの伝記にはよく述べられているが、モンクもどうよう。
が、1959年8月21日金曜日のことボストン・ジャズ・フェスに出演するため会場に着いたが、楽譜を持ってくるのを忘れてしっまった。タウンホールと同じ構成でテンテットの演奏が決められていたので楽譜が必要。慌てたモンクが誰にも言わずに車に飛び乗った。それを見たネリーが追いかけ、副プロヂューサーもそれに続き、目撃した警官が追跡。追いついた警官にモンクが事情を説明したら、なんとパトカーが先導してくれて間に合ったらしい。
酷い目に合わされた状況は細かく判明しているらしいのに、このことの詳細はわからない(408ページ)。

fkdrums さんのコメント...

目次の項目にアルバムのタイトルを記入する準備をしています。

fkdrums さんのコメント...

どこかでイントロは必要ない、理由は印象が異なるテーマに入るのは良くない。というようなことを述べています。
モンクの曲はテーマ・メロディーがイントロで、そのメロディーとコードに基づくアドリブ・インプロビゼーションが演奏のメインになるのではないかと思います。だからメロディーラインにそったアドリブ・インプロビゼーションが求められるのではないか?
南インド音楽ではイントロにあたる部分で、ラーガ(モード・奏法)と、ターラ(リズム)が紹介されるのと同じような意味かと思われます。

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