2024年2月10日土曜日

パノニカ――ジャズ男爵夫人の謎を追う

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fkdrums さんのコメント...

富豪ロスチャイルド家出身にして、ジャズ界の伝説的パトロン、ニカ男爵夫人の数奇な生涯を描くノンフィクション。ジャズに魅せられ、セロニアス・モンクの天才を深く愛し、その半生を通じてジャズとモンクに無償の愛を捧げ続けたニカ夫人。20年におよぶ長期取材、ロスチャイルド家親族ならではの著者の視点と知られざる同家のエピソード発掘によって、ニカ夫人の実像とジャズ、モンクとの関係が初めて明らかに。20世紀半ばのヨーロッパ、アフリカ、アメリカを横断する、血と愛とジャズを巡る新たなる音楽オデッセイ。
「何から何まで魅了される」(ガーディアン紙)。
「豊かな表現で描かれた無償の愛」(デイリーメール紙)。
「見事な筆致による壮大な物語」(インデペンデント紙)。
「ニカはジャズとビバップの文化を何もかも受け入れ、ジャズの持つ反抗的なところを愛していた」(クリント・イーストウッド)。
「彼女の物語は我々の物語でもあるんだ」(ソニー・ロリンズ)。
「時代の先を行っていた人で、フェミニストの先駆者の一人であり、自分らしく生きる権利を行使した」(アーチー・シェップ)。

fkdrums さんのコメント...

全24章のタイトル

もう一人の妹 / 蚤の女王 / ハンガリーの薔薇 / 宝石の鳥籠 / 長く暗い牢獄 / ロスチャイルド家の人々 / 蝶と憂鬱 / 社交界デビュー / 最高司令官 / フランスの女城主 / 嵐の時代 / 戦場の女 / 外交官の妻 / 神のお告げ / ニューヨーク / 孤独のモンク / ネリーとニカ / バードの死 / パノニカ / 奇妙な果実 / 差別と闘う / 狂気の人 / 最後の日々 / ラウンド・ミッドナイト

fkdrums さんのコメント...

原書『The Baroness; The search for Nica, the rebellious Rothschild』
著者ハナ・ロスチャイルド(Hannah Rothschild 1962-)

fkdrums さんのコメント...

「神のお告げ」以降にT.Monkとのかかわりがのべられています。
ニカ婦人がラウンド・ミッドナイトを聴いたのは、ベニー・グッドマン楽団に所属していたスイングジャズのピアニスト、テディー・ウイルソンの勧めであったことに興味を持ちます。
私がベニー・グッドマンを聴いていた頃、まだT.Mを知らないときにT.Wはモンクを聞いていた。

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